2009/12/28 京の顔見世の一等席にお誘い頂いたのですが、どうしても都合が付かず涙を飲みました。 で、昨日顔見世の「封印切」を中継していたので観ました。
藤十郎さんの忠兵衛、仁左衛門さんの八右衛門、梅川は秀太郎さん、おえんは玉三郎さん、治右衛門さんは左團治さんの大顔合わせ。
仁左衛門さんのハッチェモンさん、何て贅沢なんでしょう! 藤十郎さん仁左衛門さん秀太郎さんが揃えば、上方の風情が濃厚で、観つつニヤニヤ。
ハッチェモンさんの出のお囃子は、上方唄の「嫌と飛びのくのを、無理にとっつらまえて、入れてなかせ〜るキリ〜ギリ〜ス」
この意味深な唄が好きで、聞いているだけでウキウキします。 こういう大人な上方の芝居に憧れますねぇ。
来年も色んなお芝居を観、浄瑠璃を聞き、噺を楽しんで、着物の修行の糧にして行ければなぁと思います。 もちろん本業はもっともっと精進して、皆さんとの出会いを大切に、そして喜んで頂けるように努力しなければと思います。
僕なんて修行途中の身ですし、皆さんにご迷惑をお掛けする事も多々あります、それでも暖かく応援して下さる方々のお蔭で、何とか一年を終える事が出来ました。 今年より来年、来年より再来年、牛の歩みどころか、亀やデンデン虫の歩みでしか進めて行けないかもわかりませんが、少しづつでも進化して行けるように心がけます。
今年も本当にお世話になりました。 心より御礼申し上げます。 どうぞ良いお年をお迎え下さい。
それでは、今年はこれにて! 僕は、ホームページの更新と、帳面の〆と、年賀状と、大掃除、今さらながらこれからやります。。。。。。
あ、3日と4日以外は営業しております。 大晦日も、元日も、二日もやっておりますので、もし住吉っさんに御参詣をされたり、お近くにお越しの節は屠蘇酒をお付き合いくださいませ。
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