思い付いたまま、つれづれに書いたブログ(ココログ)です。
何だかんだで3冊目になりました、気軽に読んでくだされば幸いです。
過去のココログ『つれづれ雑記』←クリック!→『続 つれづれ雑記』

menu 前ページ TOPページ 次ページ HOMEページ

京へ仕入
2007/09/03

 今日は月初吉例、京へ仕入。

七五三や秋物を選りました、塩沢やお召の単衣姿で上がって来てはる方もチラホラ、まだまだ暑いけれど、もうそんな季節なんですね。

某商社では出物を選りました、かなり値打品です。
銀鼠地正絹極鮫小紋着尺。三万円(税別)で販売しようかと。。。安いでしょ?安いんです。
どなたか如何ですか(笑)


こういうのが手に入ると嬉しい、イイモノを安く仕入れられれば、お客さんにも安くで提供出来ますし。

ユカタは素敵ですよ、でもこれからのお洒落はもっと素敵です、重ね着が出来る分、個性を表現しやすくなりますしね、夏が終わったのは寂しいですが、これからお正月までは、着物がとても映える季節ですから楽しまないと!

  


芸能尽くし
2007/09/01

 住吉界隈の地域寄席の第五回『ながお寄席』盛況の内に無事打ち上げました。

桂文華師の「阿弥陀池」
笑福亭純瓶師の「夢八」
笑福亭三喬師の「禁酒関所」

実力派揃いの上、噺もバラエティーに豊んでいて面白く、あっと言う間に時間が過ぎた、とてもよい会でした。

純瓶さん本当に有り難うございました。

次回、第六回「こはま寄席」は十一月十七日(土)に決定しました、豪華出演者、豪華演目選定中です、みなさんよろしくお願い致します。

明日は彦八まつりに行きます。
演芸尽くしです。

  


ついに全国放送の取材!
2007/08/31

 タイトルはおおげさにしてみました。
どうせちょこっとしか映りませんからね、期待も心配もしないで下さい

「めざましどようび」っていう8チャンネルの土曜の早朝の番組の中の旅コーナーで『大阪下町チンチン電車の旅』みたいなのをするそうで、ウチにも取材にきてくれる事になりました。
ハナコをみてくれたそうです、雑誌ってすごいなぁ。

9/8(土)の朝7時半〜8時の間に流れるそうです。

今度の水曜日に取材に来てくれはります、「ウチはハナコに載るような他のオシャレな店と違ってベタな普通の店やから、そのつもりで」って言うてあるから、ガッカリはしはれへんとは思うけど、ちょっとでもようさん写ってちゃんとアピールが伝わるように頑張らねば。

「取材、朝に行って良いですか?」って聞かはるので、「朝はダメ!僕、寝起き悪いから」って性格悪い女優みたいな事言うたら、担当の人受けてはった。

  


翔ぶ夢を見ます
2007/08/30

 恒例の夢日記。

昨日も翔ぶ夢を見ました。
飛ぶと云うのか、天井スレスレを泳ぐのです、とても気持ちが良いのです。

それより高くなると、高所恐怖症なので、たちまち悪夢に変わりますが、昨日は天井遊泳のみ。

楽しかったです。

今、ミナミ帰りですが、雑踏の中『僕、ホンマに飛べるんちゃうかな。。。』て思うてしまいまして、一瞬飛び上がりたい衝動に駆られましたが、理性がそれを押さえました。

三巡目の年男の考える事ではありませんね、十二歳の男の子でも、そんなアホな事思わんでしょう。

色々調べると、飛ぶ夢って普通三十歳を過ぎると見なくなるらしですね、飛ぶ夢は十代二十代で終わりだそう。。。

三十六歳にもなって、ラムちゃんみたいに飛ぶ夢て!何て精神年齢が低いのやろうと、我ながらガッカリします。

  


月蝕と酒とハナコと
2007/08/29

 今日は雨天で見られぬと思うて居たのに、雲の絶間から見られて嬉しい。

揺らぐお月さまを見ているとムラムラしてくるのは僕だけですかね?

見られて嬉しいので、お祝いに九条の白雪温酒場で独り月見酒。。。何のお祝いかわかりませんが。


あ、今日発売のハナコが、ウチの手拭いをちょこっと掲載して下さいました。

他に載って居た、よそさんのお店はコンセプチャルでお洒落な店ばかり、正直気圧されましたよ。
ウチは古いし、下町やし家族経営やし、それにあまりお洒落じゃないから。。。

少し心が揺らぎました。

お洒落な店にしたいなぁって思ったり。

でも、白雪で飲んでると、これでエエんやと思い直しましたね。

九条の白雪温酒場は僕の目標です(お店の雰囲気がわからない方は何のこっちゃわからんと思いますが)

サボり症の僕がちょっと燃えてます。

  


Ernesto Rafael Guevara de la Serna
2007/08/19

 行き付けの地元の割烹でアコウの造りと酒三杯頂いたあと(腕の良い職人気質の兄ちゃんがいる良い店です、ご興味のある方はお教えしますのでどうぞ)、ウチに帰ってガエル・ガルシア・ベルナル主演の「ザ・モーターサイクルダイアリーズ」って云う映画のディーブィディーを見ました。
南米の英雄「チェ・ゲバラ」とその友人が、若い時に南米横断旅行をして見聞を広めて行く、ゲバラの「南米旅行記」という著作を元にした筋です。
ロンドンから帰る飛行機の中でやってたのを見て、映像の美しさに感動して、改めてゆっくり見たいと思ってたんです。

こういう映画好きです。
チビチビ酒を呑みながら見て、堪能しました。

チェ・ゲバラの存在って不思議です、人を引きつける何かがあったんでしょうか。

アルベルト・コルダの写真はカッコイイです。
ユーチューブの動画はリアルな姿です、本当はどんな人やったんやろう、実際に見て、感じたい人の一人です。

ま、そんな事言うたら、見て感じたい人なんていっぱいいます。
古い噺家さんや歌舞伎役者はもちろん、幕末の志士もそうですしナポレオンも、秀吉も見てみたいけど。。。。。

ってか外来語とかカタカナで日記書くのって疲れますね。

  


菩提寺へ墓参りと施餓鬼会へ行き、天王寺詣りへ
2007/08/17

 まずは、勝山にある菩提寺へ施餓鬼とお墓参り。
ひどい暑さやけど自転車で。

途中、王子商店街でムッシュムシパンとビールと酒とお茶を購入。
ムッシュムシパンはおみやげ用、酒とビールは墓石用、お茶は僕用。

着いたら、お参りを済ませた福笑師匠と入れ違い。
松鶴師匠のお墓がピカピカに。
お寺は、芸人さんのお墓が多いんです、代々の松鶴師匠をはじめ、笑福亭里鶴、林家木鶴、林家岩太郎、桂文吾、桂文三、立花家千橘、三遊亭圓馬、義大夫の鶴澤勝次郎、連鎖劇の山崎長之助、上方喜劇の祖の鶴家団十郎など、勢揃いですから地下はさぞ賑やかでしょうね。 (お一人お一人、芸能界に残された足跡は、今に確実に残る偉大なものです、語るととても長くなるので割愛します、ご興味のある方はネットの検索に必ず反映されますのでどうぞ)

お参りを済ませ、天王寺さんへ。
経木に先祖さんや親父やおじいちゃん、おばぁちゃんの名前を書いて供養してもらって亀の池に流します。
ペットのシーズー犬の「しーくん」のも書きました。

蓮池の亀にムシパンを上げたんやけど、すばしっこくてびっくり。
亀と遊んでたら、落語の名作「天王寺詣り」つい思い出してしまい、噺の中の名場面『天王寺の蓮池に亀が甲干すハゼ食べる〜引導鐘ゴンと撞きゃホホラのホイ』って鼻唄が口を突いて出てきました。

  


お盆の夢日記
2007/08/14

 夢枕に、おととし死んだペットが立った。

シーズー犬の「しーくん」久しぶりやったので、いっぱいヨシヨシしました、喜んでた。

お盆やから帰ってきたんやね。

そぅ云えば、去年は親父が夢枕に立った。
昼寝してたら出てきて「しっかり仕事せなアカンやないか、ちょっと暑いさかいアイスクリーム買うてきて」言うてるの聞いてたら目が醒めた。

アイスクリーム買うて、お仏壇に供えましたっけ。

  


ムッシュムシパン
2007/08/15

 あべの王子商店街のムシパン専門店『ムッシュムシパン』にムシパンを買いに行きました。

http://www.monsieur-musipan.com

世の中お盆休みで、海山やら行楽やら帰省やら言うてはるのに、僕は仕事。
猛暑やそうやけど、店に籠ってたら、お日さんの顔見ぃひん時もあるくらいやので、暇を見つけては日光浴と気分転換を兼ねてふらりと出掛けます。

今日は節季(支払日)やから銀行に入金ついでに足を伸ばしました。

とりあえず、出来てたのをひとつづつ。
ムッチリして優しい味にホッとします。

代表の渡辺さんはテレビや雑誌に引っ張りダコ、何もないところから出発して、今の隆盛を築いた、前向きで立派な志の方です。
商店街の活性化にも一生懸命取り組んではるようで、僕も頑張らなアカンなぁと、刺激を受ける人でもあります。

商店街に新しい店がチラホラ出来てて、前に行った時より賑わってる感じがしました。

『ヤング八百八』って八百屋さんが出来てました、炎と熱い字体の看板に、BGMはパンクで、見た目まんまパンクの兄ちゃんが野菜と果物を売ってはりました、野菜と果物は普通でしたが店に強い空気感があって面白かった。

あんなお店が出来てるのも、『ムッシュムシパン』の影響なんやろうなぁって思いました、コアでディープな良い街です。

  


コドモユカタ
2007/08/14

 は縫うのカンタンです、お裁縫の心得がある方ならチョチョイのチョイで出来てしまうはずです、縫うところが大人モノの半分しかないですしね。

今はコドモユカタも出来上がったのが主流ですが、ホンの十年前までは生地で買って仕立てるのが主流でした、僕の生まれた頃は、縫うのを厭わない人が多かったので生地だけ買ってウチで作る人も多かったとか。

子供物ですから、一反(11メートル)いりません、一つ身(3歳まで)なら11尺(4メートル)三つ身(5歳まで)なら13尺(5メートル)四つ身(6歳から)なら15尺(6メートル)から二丈(8メートル)あれば作れます、だから1疋物のユカタ地(2反分の生地で)を必要なだけ1尺単位で切り売りにするんです。

色んな商品が市場にあふれるようになって、こんな面倒な、割高なものは忘れ去られていっています。
切り売りをやっている呉服屋さんも少なくなりました、夏の普段着系呉服屋の定番商品であったし、売れ筋商品でもあったんですがね、過去の話です。
売る方も仕立ての知識がないといけないし、生地をカットするのが面倒やし、出来上がり売ってる方が勝負が早いやん、てなノリもあるんかなぁ。
検索すればたいていヒットするネットの中でも見つけられないくらいです、切り売りは、お客さんとのコミュニケーションが必要やから、ネット向きではないのもあるかも。
問屋でも、当然ですが売れないので扱わなくなってきています。

僕はこれ大好きです。
面倒で割高かもしれないけど、オリジナリティあふれるし、手縫いの良さを堪能できるし、お母さんやおばあちゃんが縫えば愛情たっぷりやし、染めは本物やし(三つ身は両面使える本染生地じゃないと、仕立ての関係上縫えないんです)とてもいいものやと思っているので続けています、やってるトコ、もしかしたら大阪でもウチくらいじゃないかなぁって云うくらいの勢いです、変わってるかもしれないけど、古くさいかも知れないけど、お客さんが凄い喜んでくれはるし。

ただ商品を揃えられなくなってきました、染工場や古い船場の問屋さんから拾うように集めています。
今年は船場の問屋さんがお店をやめはったので「あんたとこぐらいしかやってはらへんさかい何とかしてや」と云う事でケースごと引き取りました、古い古いものも入っていたので、使えないものも多かったのですが、今売ってるモノは生産数が少ないから、いわゆる無難な色柄が多いのに対して、昔は大量に作ってた分、色柄も豊富でビックリするような斬新なのやら、昭和な可愛さあふれるものやら、たくさんあって目が楽しいです。
たくさんの反物を整理しました、使えなくてもカワイイ柄は取ってます、あんまりかわいいから、ウチのオリジナルとして染工場に持っていって復刻してもらおうかと思っています。
ま、マイペースな僕ですから、いつ上がるかわからないけど。。。。。

ユカタだけじゃなくて、アロハ(5メートル)やムームー(大阪弁で云うアッパッパーですね、何て小馬鹿にしたネーミングなんでしょう、6メートル)80サイズ(赤ちゃん用)の甚平(パンツなし、下はオムツです)やら作る人もいます、生地なのでなんでもできます、ペットのユカタも作ってはりました。

写真左は切り売りコーナー。
奥の水玉模様カワイイでしょ、実はかなり古いモノです、大事に大事にしまっていました、もちろん新品やし、どないもなってませんよ、多分ありそうでどこにもないと思います。
白地が一番安くて、一尺250円、地染め(色付きの生地)で350円、細川(多色染)で450円、変わり生地の多色染で750円(税別)です。

真ん中は80サイズの甚平さんです(2メートル弱、てぬぐい二枚分)、東京の親友にプレゼントする分です。
奥にしまい込んでいたハギレを復刻のため引っ張りだして来た時に見つけた生地です、カワイイでしょ。
じっさいはもっと明るいです、緑ベースで緑が鮮やかです。

写真右は、ワンピース。
1,2歳サイズくらいかなぁ、遊び心で作りました、昭和の匂いがするでしょ、昭和30年代のオカッパ頭の女の子がたいてい着てたのがコレです、まんまワカメちゃんですね。

  


menu 前ページ TOPページ 次ページ HOMEページ

- Topics Board -