人人人。 住吉っさんに、差し入れを持って(ポワールのプチシュー50コ)行った。 七五三のリサーチも兼ねて。 麗らかな小春日和。 若いお父さんお母さん、嬉し過ぎて顔がとろけてるおじいちゃんおばあちゃん。
着物姿が本当に多い、有り難いなぁ。 女の子はお姫さま気分、男の子はお侍気分、 よそ行きの顔が微笑ましい。
ウチのお客さんもお詣りに行きはった。 お父さんは本塩沢の亀甲の袷に仙台平の縞袴、 お母さんは手描き友禅の訪問着、 お子さんはお父さんの上等の手描きの一つ身に羽二重の別染めの羽織に織袴。 着物姿が多くても、お父さんまで着物姿っていうのが中々おらはらへんから、 住吉っさんの、某神主っさんに「かくかくしかじかで、こんな方が詣られますさかい」と伝えておいた。 そしたら、手厚くお迎えしてくれはったそう、 そのお客さんえらい感激してくれはった、 住吉っさんも「珍しい、エエこっちゃ」云うて、何やらかんやらしてくれはったし、 ウチも鼻が高い。嬉しかった、感謝ですわ。 この、あきないやって良かったと、しみじみ幸せになります。
僕の子が出来たら、こんな着物着せてあんな格好させて、と、暫し空想の世界。 いつになるやら。 せやけど、さっきも書いた通り、たいていの、お詣りのお父さんお母さん僕より若い。 これには参った。
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