・こころやのてぬぐいのはじまり
てぬぐいが大阪発祥の伝統技術で、大阪でも染められている事を知り
大阪の人間が大阪柄の大阪てぬぐいを作ればきっと楽しいと思い

・第一作スタート
2004年の10月、住吉大社の神職に「こういうてぬぐい作ろうと思う」と話しましたら
「11月第一回の落語会の開催に合わせ、記念の第一弾を作ってみたら」
と云う提案、早速デザインに取りかかり製作することに
・第一作完成
ありがたい事に、朝日新聞からの取材依頼が



この作品がベースになって、「上方落語協会」のご協力の下、「上方落語紋尽くし」のてぬぐいや
噺家さんの別誂てぬぐい、「上方講談協会」の揃えゆかたへ繋がってゆきます

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■ 「注ぎ染、注染」とは 

江戸時代後期、特産品「河内木綿」を使った
ゆかたや日用品の染色が盛んになりました
明治に入り「そそぎ染」が大阪で発明され今に至ります
そそぎ染は中形(40×95cm)と呼ばれる形を使う型染の一種で
染料を注いで染めることから、「注染:ちゅうせん」などとも
呼ばれています
繊細な図柄と鮮やかな発色、工程上生地に裏表がないことが特徴です
染めに手作りの味わいがあるので、プリントにはない風合いを楽しめます


■ 染めの工程

(1)型置き「板場」
生地を糊付台の上に敷き、「伊勢型紙」を生地の上にのせて
上からヘラで防染糊をつけ、一型ごとに生地を折りたたんで
糊つけを行います
ここで生地を約1メートルごとに折りたたみます
それを3〜4反分つみ重ね糊付け台からおろします
生地の折り返しには相当の技術を要し
細かい柄ほど念入りに行わなければなりません

(2)そそぎ染「壷人」
板場で型置きされた生地を染め台の上に置き
生地の上から染料をたっぷり注ぎ込んで染め
さらに生地を反転させ同じ方法で再度染めます
このように表と裏から二度染色するのが「そそぎ染」最大の特長です
これは、長年にわたって培われてきた、職人達の優れた技術の結晶で
それにより他の染色方法では味わう事のできない独特の色あい
微妙なタッチや立体感が表現できます

(3)水洗い「浜」
染め終わりますと、型置きの時の糊と余分な染料を
充分に洗い落とします

(4)乾燥「立干し」
水洗いの終わった生地を、天日乾燥や室内の乾燥設備で立干しします

(5)仕上げ
巾出しを終えた生地を、浴衣ならば一反毎に切り離し芯に巻きます
てぬぐいならば、規定の寸法に裁断します

(6)検品・包装
出来上がった作品は一点一点検品し、しわの目立つものはアイロン掛けを
して折りたたみ、気持ちを込めて包装します
■ 大阪柄のてぬぐいのご紹介 

伝統ある技術に敬意を表し
大阪の染めで、大阪の柄を、大阪人が作りました

こちらのお店でも お取り扱い頂いております
■ 道頓堀、中座くいだおれビル「なにわ名物・いちびり庵」
■ ここもよってえ屋 なんばグランド花月店
■ ここもよってえ屋 新世界店
■ 天満天神繁昌亭・天満天神MAIDOYA
■ 関西国際空港 kix×こころやコラボてぬぐい

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初辰猫
大阪の一の宮、住吉大社
毎月はじめの辰の日には初辰まいりで大盛況
四年をかけて四十八回おまいりすれば、四十八辰で始終発達の満願成就
愛嬌のある『初辰猫』 はその時に授与される招き猫です
右手をあげれば商売繁盛、左手をあげれば家内安全
金運のつく黄金色で染めました


桜の通り抜け
造幣局で行われる桜の通り抜け
122種367本が浪花の春に咲き誇り
華を愛でるたくさんの人で賑わいます
満開の桜に道を配して通り抜けのイメージを描いてみました


義太夫節
その他 「お好み焼きのコテ」 「たこやき」 「上方歌舞伎」
「御堂筋のいちょう」 「通天閣」など


■ コラボてぬぐい

洋服メーカー、南海電鉄さん、大阪観光局さんなどとコラボして
色々な楽しい手ぬぐいを作っています



通天閣


上方落語紋尽くし


たこやき・笑<




南海電鉄さんとのコラボ




関西国際空港さんとのコラボ


オジコとのコラボ
「Dr.イエロー」



























■ 注染の「オリジナルてぬぐい」別誂のご紹介

別誂えの「てぬぐい」や「ゆかた」を製作致します

てぬぐいは、神社の祭礼用や、結婚式の引き出物
バーのオープニングパーティーの粗品、バンドの公式グッズ
役者さんや、噺家さん舞踊家さんの粗品など
数多く手がけました

ゆかたでは、祭礼の揃えゆかたをはじめ、
芸能関係の方々の浴衣を手がけています
お客様のデザインでの製作
お好みのイメージでデザイン

お気軽にお問合せ下さいませ


:::製作の流れと料金の目安:::

お打ち合わせ(イメージの聞き取りや、お持ち込み図案の確認)

お見積り

ご提案(イメージを元にデザインの提案、お持ち込み図案の修正)

最終打ち合わせ

製作開始(型紙彫りから染織、包装まで、製作期間は約一ヶ月です)

納品

★浴衣の場合ご注文は10反から、偶数単位での追加
(4反でも承りますが割高です)
価格は白地に一色染めで9,000円(税別)より
★手拭の場合ご注文は100枚から50枚単位
(50枚からでも承りますが割高です)
価格は白地に一色染のシンプルなもので400円(税別)より

染める工場によって仕上がりも違います
詳しくはお問合せください

★価格はデザインにより異なります、見積もりはどうぞお気軽に
(シンプルなもの大柄や地染などは、比較的安めです。複雑な
デザインで小柄や総柄などは高めになります。また複雑な柄の場合は熟練
の職人が手掛けますので、同じ白地に一色染めでも価格が高くなります)

★浴衣・手拭ともに別途、型紙代がかかります
柄による彫る際の手間で価格が変わります
15,000円0〜40,000円(税別)程度が目安です
(型紙は一度作成されましたら4〜5年はご利用いただけますので、同じ意
匠の製品を続けて作ることができます)

★デザインをした場合は別途デザイン料がかかります
デザイン料の目安は10,000円(税別)より

★納品について
お引き渡しの際には「そのままで」「袋につめて」「熨斗を掛けて」等
いずれかの状態でお渡しします、事前に形態をご注文下さい
「のし紙」は当店オリジナル「のし紙」がございます
お客様オリジナルの「のし紙」もお受け致しますので、ご相談下さい

★お支払について
別誂え商品のため先払いでお支払い頂きます。
ただし何度かお取引させて頂いたお得意様はこの限りではありません
(カード決済、銀行振込み、郵便振替も承っております)

★キャンセルについて
最終打ち合わせまではキャンセルが可能です
製作発注後のキャンセルは出来ませんのでご了承下さい
またデザインをご注文の場合、デザイン画を上げた時点でデザイン料が
発生致しますので、ご注意下さいませ

★お問合せはこちらからどうぞ
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